【東京の古美術買取】骨董品の定義や分類はどうなっているの?
骨董品の定義
骨董品は、一般的に「希少価値の高い古美術や古道具」を表す言葉です。また、よく言い換えられるアンティークは、骨董品のフランス語読みです。そのほかにも、ジャンクやラビッシュ、ビンテージとった言い方もあります。
ちなみに、アメリカでは「製造から100年以上経過した手工芸品・工芸品・美術品」という定義がなされており、WHOでも同定義が採用されています。
一方、日本においては前述のような取り決めはありません。数十年前に製造されたものは骨董品として扱うことが多い傾向です。
骨董の分類
骨董品はいくつかの分類に分けられます。なかでも有名なのは、やはり陶器や絵画でしょう。海外については日本画や西洋画、版画、デッサンなど、さらに細分化されていきます。
また、前項にもあるとおり、“古道具”も骨董品のひとつです。たとえば日本の伝統的文化として有名な茶道。ここで使われる茶道具のなかには希少価値が高いものも少なくありません。そのほか、昭和のブリキおもちゃやカードなど、一見ガラクタに見えるようなものでも、実は大変な価値があるというケースも少なくないのが、骨董の面白いところです。
価値のある骨董品
骨董品の買取価格は、いくつかの要素で決まります。ひとつは製造からの年数です。古いモノはそれだけの希少価値が高くなる可能性があるため、相場も高くなる傾向にあります。
ただし、保存状態も非常に重要な部分です。当時の状態がそのまま保たれていれば、かなりの高額が期待できるでしょう。一方、カビやシミ、日焼けなどの劣化があるものについては、どうしても買取価格が下がってしまいます。
また、当たり前ではありますが品目と作家も価値を高める要因のひとつです。